2012-12-31

明けましておめでとうございます。

2012年のまとめをしていなかったので,まずまとめから。

12年は元旦の飯縄山登山から始まりました。初日の出には間に合いませんでしたが,2000m級の雪山は初めて。正月に登る人も多いようですね。今年は天候が悪く諦めました。ハイライトは8月の鳥甲山。元々は白馬でテント泊を,と意気込んでいたのですが,天候不良のための計画変更でしたが,十分に楽しめました。これら含めて8回の山行で,昨年と同じでした。
以上山関係。

趣味の無線では21MHz用のアンテナを製作・設置しました。また,雑誌に記事投稿をしました。この辺のことはもう一つのブログで。

仕事では勤務先を異動しました。新しい職場で,9ヶ月。少しずつ慣れてきました。


さて,2013年です。
今年は昨年果たせなかったテント泊をしてみたいですね。
仕事では,毎年言っていますが,現在の不安定な立場から今年こそは脱却を。

みなさまにご多幸を。

2012-11-28

紅葉の里山

三連休,あまり遊びに行けませんでした。周りの里山もそろそろ落葉,ということで,いつもの坂田山のふもと,共生の森に自転車で出かけてきました。

もみじは場所によってはまだまだ見頃。カラマツもいい具合です。
癒しのひと時となりました。



あずまや付近から。眼下にカラマツ,遠くには北ア,北信五岳

2012-11-13

小布施 雁田山

隣町の小布施にある,雁田山を歩いてきました。太郎山に並んで,こちらもいい里山です。1時間程度で登れるところ,山頂に近いあずまやからの展望が最高です。

午前は用事を済ませて,午後から登り始めました。あいかわらず登山口横にあるスノボ練習場は盛況のようです。横目に入山します。

紅葉はちょうどピークのよう。山頂の景色が楽しみです。

体調を崩して回復したててだったからか,意外ときつい。特に足にきます。酔うと足にくる方ですがそれと一緒か。

熊避けベルがたくさん設置されていました。

そしてあずまや到着。最高の景色。北アルプスこそ見えませんでしたが,北信五岳はばっちり。紅葉,そして地元の町の風景。

時間と条件があれば縦走周遊コースと思っていましたが,とんでもない。遅いランチをとっている間に台風並みの風がびゅんびゅん吹いてきて,恐怖さえ感じました。

急いで片付けをして下山します。そのうちに小雨が…。ザックに押し込んであった折りたたみ傘を広げて落ち着いて降りることができました。

まもなく私の山歩きシーズンも終わりを迎えます。


山頂はこの先ですが,今日の目的地はここ。

最高の眺めです。

逃げる瞬間でブレてしまいましたが,ニホンザル登場。

2012-11-10

太郎山(長野市)

太郎山に行ってきました。
どこの太郎山ですか,とよく聞かれますが,長野市若穂の太郎山です。

何回登ったか忘れてしまいましたが,ここ数年は年に2度ほど登っています。昨年も11/3に登ったようです。

小学校のすぐそばにある天王山口から。毎年文化の日には戦没者慰霊祭が行われるようです。それを横目に,どんぐりの里山を上っていきます。

この山,コースは一見簡単そうですがそうたやすくはありません。標高たかだか900mですが,1917mの飯縄山よりも時間がかかるくらい。そしてこのコースは中級者向けです。

城ノ峰までは岩尾根をがしがし登って行きます。そしてひと段落。その後,こしき岩にたどり着けば最高の眺めです。ほぼ中間地点に位置し,この山の全容と,北信の山,里が一望できます。

半分でも十分ですが,この先はさらに里山らしい風景。

今年の紅葉は進んでいる樹木と遅れている樹木があるようで,タイミングが掴めません。途中ではいのししの泥浴び場があったり,カモシカとも遭遇しました。

約2時間で山頂。誰もおらず独り占めです。北から北西方向の開けています。山頂のクサギはすでに枯れかかっていました。

1週間ほど遅らせればよかったかも,と少し後悔しましたが,楽しい山歩きとなりました。

こしき岩からの眺め

右の巨岩がこしき岩

順番変ですが,天王山にある神社の入り口


ダンコウバイ


クサギ

この日の山頂はひっそり。相当広いです。

カヤノ平ドブ板湿原

10月21日
木島平村カヤノ平に行ってきました。
ドブ板湿原までの散策コース。紅葉の時期に訪れたいと思っていました。
天気も良いせいかお客さんも多めな感じ。でも到着時間が午後遅かったので同コースを歩く人は他にいませんでした。

ブナの紅葉がいい感じです。ここはとても静かな場所です。冬季は道路閉鎖になってしまいます。この時も多分気温1桁だったと思いますが,テントが2張りほど。こんな寒いのにテン泊?と気になりました。

夕陽がまたいい感じです。







志賀高原大沼池

10月14日
志賀高原大沼池に行ってきました。
昨年夏にここから赤石山まで登ったのですが,ぜひ紅葉の時期にと思って行きましたが…

天気を良くなくて少し期待はずれ。紅葉もちょっと早かったか。紅葉は本当にきれいだと晴れでも雨でも関係ないかも知れませんが,中途半端だと空の色に影響されますねえ。







2012-10-21

黒斑からの浅間山

先週の土曜,黒斑山に行ってきました。自宅からのアクセスはかかりますが(2時間くらい?),手軽に浅間山の絶景が望めます。

高速で小諸ICまで,そこから高峰高原ホテルを目指します。登山口出発は約10時。早朝に来れば,違うコースを取れたでしょうが,黒斑往復とします。

山頂方面はガスの中。冷たい強風も吹いています。1時間と少しでトーミの頭。やはり浅間山は雲隠れ。15分ほどで山頂。近くにいる人に写真撮影をお願いして撮ってもらっている最中に,どんどんガスが切れて,そのうちに晴れてしまいました。

浅間山を眺めるには最高の場所です。日陰でランチをとっているとぐんぐん体温が下がります。暖かい食べ物で体を温めて,下山します。

それ以降は秋晴れとなり,富士山も見えたし,良い一日となりました。

秋晴れの中,浅間山の絶景。

黒斑山の先。外輪山になっていて,周遊することもできます。

浅間山(前掛山)に登っている人たちが見えます。

登りでは見えなかったトーミの頭と浅間山。

ヤマハハコ

カラマツの黄葉もいい感じ。

2012-08-17

鳥甲山へ

私の長い夏休みもとうとう最後の週。先週までとうってかわって今週はどうも天気がかんばしくありません。当初は白馬岳縦走を始めてのテント泊で予定していましたが,雷雨の予報。ならば景色よりもスリルを!と,ずっと憧れの山だった長野県栄村の鳥甲山(とりかぶと山)に決定。

噂にも聞いていたし,下調べの結果でも相当険しい山とのこと。何とかなるだろうの思いで,前日深夜車で出発。ふもとの秋山郷は,その昔は冬には道が閉ざされるという地。志賀高原からスーパー林道,そして秋山林道経由で栄村へ。秋山林道ではすれ違う車なし,落石が数箇所。道を間違ってないかと心配しながら2時間半。ついに切明温泉の標識。遠かった!

急斜度,岩場ありで,ピストンよりも縦走が一般的なようで,そうするとアクセスの問題あり。そこで自転車を車載して,下山口に夜放置して,登山口に引き返して車中泊。

噂どおり,相当険しい山でした。

6時半登山開始。いきなりの急登。急斜面にブナ林が広がります。まもなく稜線に出ると志賀高原やカヤノ平が視界に。東に苗場山も見えています。

それからはほぼ稜線歩き。気持ちの良い道が続きますがほどなく最初の山場である小水の頭。太い鎖が打ち込まれている岩場です。気合を入れて登りきります。その後も急登が続き,白嵓ノ頭に到着。この時点でバテバテ。長い休憩をとってから,足を進めると最大の難所,カミソリの刃。両側は断崖絶壁。油断すると落下です。無事通過すると,まさに「生きてて良かった」。

山頂直下に広がるお花畑に癒されて,4時間半でついに山頂へ。最初は快晴の空もこの頃にはガスに包まれ,ランチ中にとうとう雨がぽつりぽつり。1時間ほど粘ってやっと小降りになったところで合羽を着て下山開始。下りも細い尾根歩きが続きます。高山植物に癒されながら,赤い土の道を下ります。途中マムシに2回遭遇。

その後黒い雲が上空を覆い,ついに大雨。合羽を脱いだり着たりが忙しい。登山道が沢になる過程を見ながら下ります。この斜度もきつい。登りで使い果たしたと思われる筋肉にムチを打ちながら,途中で息絶えるわけにはいかないと言い聞かせながら頑張りました。

午後4時,ついに下山口。放置しておいた自転車もちゃんとあって安堵。でもここからが最後の戦いでした。20分と見込んだ林道の自転車こぎ,40分かかってついに車のある駐車場へ到着。車1台ご夫婦がおられて,お互いに「おつかれさまでした~!」聞けば私の30分ほど後に下山したが,ヒッチハイクでここまで乗せてもらってきたらしい。う~。

こんなに奥深い山,登山者は私一人かと思いきや,山頂で1名,ご夫婦の情報では狢平をピストンした方,計4組おられたらしい。

ついに憧れの山を制覇した満足感にひたりながら,自宅に向けて車を走らせました。


小水の頭


苗場山


白嵓ノ頭と後方には 赤嵓ノ頭


実際に行ってみなければ分からないスリル。両側が切れた痩せ尾根






ついに山頂。


赤嵓ノ頭付近から眼下を望む


2012-08-09

国際宇宙ステーション

9日夜,夜空を横切る国際宇宙ステーション(ISS)を見ることができました。

来週は県内,和田小のARISSスクールコンタクトが予定されています。
一生に一度あるかどうかの経験。何とか成功して子どもたちに夢を伝えたいですね。


北アルプス 唐松岳

夏休み最初の山行きは北アルプス,唐松岳に決めました。

8月初めの金曜に行ってきました。
早起きが苦手なので,前日深夜に車で自宅を出発。平日でも朝から運行しているリフトに乗るため,八方黒菱平へ。仮眠の後,朝6時頃起床。7時運行開始のペアリフト,クワッドリフトで八方池山荘に向かいます。

このところ晴天が続いており,この日もほぼ快晴。八方池に映る逆さ白馬三山が美しい。
何とか3時間少しで主稜線あたりに出ると雲が湧いてきていました。少し残念。

唐松山荘で少し休んでいよいよ唐松岳に向かいます。
山頂ではほぼガスに包まれ,一瞬晴れて白馬方面が見えますが,ほんの一瞬だけ。30分しか山頂にいませんでしたが,あきらめて下山しました。

平日ですが8月ということもあり,そこそこのお客さん。宿泊はまだ少なかった様子でした。

とにかく昨年に続き北アルプスに立てたことに満足できました。




2012-06-23

ホタルブクロ

2週間ぶりの共生の森。ホタルブクロがたくさん咲いていました。この日は虫をたくさん見ました。気持ち悪いのもいるので苦手な方はご覧になりませんように。




テンサンという蛾の幼虫。2匹がそろって隣の枝にくっついてました。

カマキリキッズ

道端で絶命寸前でしたが,その姿形が異様に目立っていました…ヘビトンボだそうです。